『改訂増補版 アメリカ映画に見る黒人ステレオタイプ』関連資料
2022年12月に発刊した赤尾千波著『アメリカ映画と黒人ステレオタイプー『国民の創生』から『ブラックパンサー』まで』の関連資料を集めました。ぜひご活用ください。
- 本書の索引詳細版
- 本書掲載の写真の出展と解説
- 黒人大統領が登場するアメリカ映画一覧(2015年6月現在)
- 本書を教科書とする授業での学生プレゼン配布資料および論文
- 卒論『国民の創生』から『ブラックパンサー』へ—進化する黒人ステレオタイプ」(部分)
- 卒論「4つの個性と4つの類型ー映画『ハッスル&フロウ』研究(部分)
- 卒論「現代ハリウッドに活きる黒人キャラクターーG, Bagger Vance, John Coffeyが示唆すること(部分)
- 大学院生論集掲載論文「ゲドは誰と戦うのか?」
- 講読2 発表ハンドアウト 『グリーンマイル』 (Ch.13—25)
- 講読2 発表ハンドアウト 『グリーンマイル』(Ch. 18−20)
- 講読2 発表ハンドアウト 『グリーンマイル』(Ch.39—51)
- 講読2 発表ハンドアウト 『ガンホー』(Ch.1-3)
- 講読1 発表ハンドアウト 『ハッスル&フロウ』の現実味あるバック
- 演習1発表ハンドアウト「映画とTVのマミー」
- 卒論ゼミ発表ハンドアウト「『ブルース・オールマイティ』における黒人登場人物」
- 販促チラシ
※赤尾千波研究室HPもご参照ください。
※本書は「Book Store(書籍案内・ご注文)」ページからお買い求めいただけます。
目次
はじめに/本書の内容と使い方/本書を使って授業をされる方へ
〈基礎編〉トム、マミー、クーンとピッカニーニー、ムラトー、そしてバック
第1部 アメリカ映画における黒人ステレオタイプの発生と発展
第1章 ミンストレル・ショーと映画の黒人ステレオタイプ
●はみだしコラム●レポート・卒論にお薦めの映画は?
第2章 アメリカ黒人ステレオタイプと歴史的背景
1 奴隷制度と「人種の線引き」の始まり―植民地時代から南北戦争まで / 2 南北戦争後の白人の「反撃」と表面化する黒人差別―南北戦争終結から19世紀後半 / 3 目覚めた人権意識と映画の役割―第一次世界大戦から1920年代 / 4 「映画製作倫理規定」が選んだ黒人の役どころ―1930年代から40年代 / 5 第二次世界大戦とプロパガンダ映画―第二次世界大戦当時 / 6 巧妙化する差別と映画に見る「理想の黒人像」―第二次世界大戦後 / 7 激化する黒人運動と新しい黒人文化の出現―1960年代半ばから70年代 / 8 保守化するアメリカ社会と活躍する黒人タレントー1980年代 / 9 拡大する貧富の差、多様化する黒人映画―1990年代 / 10「マルチレイス」な現実に追い抜かれる「映画の黒人」―2000年から2014年まで ●はみだしコラム●アメリカ黒人映画情報 / 11「トランプ時代」に見る分断と多様化―現在のアメリカ社会 ●はみだしコラム● “進化する“アカデミー賞選考基準
〈演習編〉『ブラックフェイス』から「ブラックパンサー」まで
第2部 アメリカ映画に描かれた黒人像を読む
第3章 〈Unit 1‐3〉恐怖と希望の「黒人大統領」
―白人至上主義者の悪夢から、近未来を表す「記号」へ
Unit 1『国民の創生』(1915)
はみだしコラム:アメリカの小説に「白人の描く黒人像」を読んでみよう
【発展課題:ディスカッション・トピックと研究のヒント】
Unit 2『フィフス・エレメント』(1997)【発展課題:ディスカッション・トピックと研究のヒント】
Unit 3『ヒップホップ・プレジデント』(2003)
【発展課題:ディスカッション・トピックと研究のヒント】
第4章 〈Unit 4〉ミレニアムのマジカル・ニグロ―「古き良き時代」を表す記号としての黒人
Unit 4『グリーンマイル』(1999)【発展課題:ディスカッション・トピックと研究のヒント】
第5章 〈Unit 5‐6〉黒人映画ブームその後
―スパイク・リーの実験は続き、ブラクスプロイテーションの保守性も「健在」
Unit 5『バンブーズルド』(2000)【発展課題:ディスカッション・トピックと研究のヒント】
Unit 6『ハッスル&フロウ』(2005)【発展課題:ディスカッション・トピックと研究のヒント】
●はみだしコラム●投稿ウェブサイトでいじられる「あのステレオタイプ」
第6章 〈Unit 7‐10〉原作から映画へ―変更の意図を探る
Unit 7『ゲド―戦いのはじまり』(2004)
【発展課題:ディスカッション・トピックと研究のヒント】
Unit 8『タイムマシン』(2002)【発展課題:ディスカッション・トピックと研究のヒント】
●はみだしコラム● レポート・卒論を目指す人に〈教授のつぶやき①〉
Unit 9『フォー・カラード・ガールズ』(2010)
【発展課題:ディスカッション・トピックと研究のヒント】
Unit 10『ハンガー・ゲーム』(2012)【発展課題:ディスカッション・トピックと研究のヒント】
第7章 〈Unit 11‐13〉全部混ぜると青くなる?―宇宙人の顔をした非白人
Unit 11『スター・ウォーズ・エピソードI』(1999)
【発展課題:ディスカッション・トピックと研究のヒント】
●はみだしコラム● レポート・卒論を目指す人に〈教授のつぶやき②〉
Unit 12『エイリアン』(1979)/ 『プロメテウス』(2012)
【発展課題:ディスカッション・トピックと研究のヒント】
Unit 13『アバター』(2009)【発展課題:ディスカッション・トピックと研究のヒント】
●はみだしコラム● 昆虫もロボットも、行きつく先は「あのステレオタイプ」
第8章 〈Unit 14‐15〉「トランプ時代」への警鐘―社会派スリラーとアフロフューチャリズム
Unit 14『ゲットアウト』(2017)【発展課題:ディスカッション・トピックと研究のヒント】
●はみだしコラム● ステレオタイプと「格闘」する黒人
Unit 15『ブラックパンサー』(2018)【発展課題:ディスカッション・トピックと研究のヒント】
参考資料一覧/年表―日米のできごとと主な黒人関連映画/さくいん/おわりに/増補版あとがき